StudyCS.log

ただの日記

2021/10/16,17(知的財産権を学び始めた)

CTF本
 ながらく積読にしてたセキュリティコンテストチャレンジブックを読み始めた。第1章をすこし読んだ印象としては、CTFプレイヤーがCTFの攻略情報を求めて読むというよりは、はじめてCTFにふれる人がその大まかなイメージと攻略法の概観をつかむ本かなという具合。文章はかなり易しく書かれていて、踏み込んだことは潔くカットしているので、とっつきやすいしすっきりとした内容になっていると思う。しばらくはこれを読んで勉強してみよう。
 章ごとに内容が別れているのだが、全てジャンルを網羅しているというわけではないようだ。暗号論やPPC、MISCらへんの記載は見当たらないし、WEBもかなり記述が弱いように思う。そして、これは出版年の問題だから仕方ないのだが、最新の主力ツールが記載されていなかったりする。細々としたツールならまだしも大物のGhidraが記載すらないのは痛いところかも。
 どうも最近、詳細セキュリティコンテストとかいう新しい本が出たらしいがこちらはどうなんだろうか。未読だがもしかすると今後はこっちのほうがCTF本としてはメジャーになっていくのかもしれない。
 
ラジオ
 友人とラジオ的なことをしてみた。時間の関係で原稿や資料があまり詰められていなかったが、そのおかげでむしろ自然な会話ができたような気もする。ラジオらしくコーナーも作ってみたら、こちらもなかなか良い感じだったので、コーナー指向で番組を区切って作っていくことにしよう。コーナーごとであれば全体を改善するよりも修正が容易であるわけだし。
 
キーボード変えた
 いつも使っているmajesotouchのキートップを洗って乾かしている最中なので、一時的にRazerのキーボードを使っている。光るのはあまり気にならないので良いとしても、キーが圧倒的に軽くて違和感が拭えない。確か40グラムくらいだったと記憶してるが、5グラムでもかなり印象が変わるんだな。キーボードはやはり奥深い。そしてまぁ違和感の一番大きなところはアクチュエーションポイントの高さだろうな。Razerのこのキーボードはゲーミング用途で開発されたというだけあって、アクチュエーションポイントが非常に高い位置にある。つまりほんの少し手があたっただけでも反応する。これが割とミスタイプの増加につながっている。手をちょっとおいたら文字が入力されるし、キーを打つときに隣のキートップに手が触れて誤入力されたりする。
 やっぱりタイピング用途だったら普通のタイピング用途のキーボードを買うのが善かな。
 
知的財産の勉強
 講義なのだが、知的財産の講義を取ったので勉強を始めた。具体的には著作権とか意匠権とか、商標権とかそこら辺の話。セキュリティの勉強をしていて、それを将来にも活かしたいと考えているが、これには例えばリバースエンジニアリングなど知的財産権に気を使う必要があるような領域も多分に含まれる。今のうちに勉強をして、地雷を踏み抜かないための判断基準を養いたいと思う。
 
 ブール代数系は、ベキ等律、交換律、結合律、吸収律、分配律、相補律、単位元、対合律、零元、ド・モルガン律、の10の公理を満たすものとして定義されているが、そのうち交換律、分配律、相補律、単位元は独立な公理系として存在しており、その他の公理はこの4つからすべて導出可能である。
というので実際に証明を頑張ってみたが、意外にもコツが必要で苦労した。ただ、こういった小規模な証明はちょっと小気味よい感じで面白いね。